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葬儀法事Q&A集


  • 葬儀法事に関するQ&A集です。

近所の方、会社の同僚、友人のお宅に葬儀があったとき、どんなお手伝いをしたらよいでしょうか。

今は業者がいろいろやってくれるとはいっても、お手伝いする仕事はたくさんあります。

  1. 自宅で葬儀をするなら家の掃除
  2. 弔問客の接待
  3. 料理作り
  4. 配膳
  5. 会葬者の受付
  6. 香典の記帳
  7. 返礼品を渡す仕事
  8. 会葬の間の手荷物の預かり
  9. 式場案内図を周辺へ貼る
  10. 式場周辺の道案内
  11. 車の誘導
  12. 会館などで葬儀をするときはお宅の留守番
  13. 後片付け
  • 特に自宅や寺院での葬儀にはけっこう人手がいります。遺族に率直に申し出て何かお手伝いできるものはないかたずねてみましょう。
  • 知らない人同士が急遽集まって手伝うのですからコツがあります。まず、遺族との連絡や各仕事を統括する責任者を定めます。そして例えば、家の中は近所の人たち、受付は友人たち、式場周辺は会社の人たち、と同種の仕事はよく知った人でチームを組みます。
  • お手伝いが逆に遺族の負担にならないように注意しましょう。大切なことは、きちんと事前に遺族と相談して、自分たちの考えではなく、遺族の考えに則って行動すること。遺族も、意思をはっきり伝える必要があります。「船頭多くして」にならないためには方針を皆で共有することが大切です。

葬儀のための費用は?

  • かつて葬儀費用は「葬儀の当日現金払い」と言われていましたが、葬儀社の支払いについては、葬儀の翌日あるいは翌々日に請求書の提出を受け、月末あるいは翌月に現金もしくは銀行振込という形式が多くなっています。
  • 葬儀後数日以内に現金払いが必要となるのは、寺院へのお布施です。また、親族の食費、火葬料金などこれとは言えない「その他」のお金が出ていきます。
  • お布施については、お寺と檀家の関係ですから、一般に20万円~80万円と幅があり、いちがいにいくらとは言えません。ご家庭の事情に合わせて精一杯のことをなさればいいでしょう。
  • 「その他」の費用は、葬儀の仕方によっても変わりますが、意外とかかるものです。15~20万円は用意されておくとよいでしょう。ですから当座の出費は、地味にすれば40万円程度となりますし、少し規模を大きくすれば100万円程度必要です。
  • しかし、弔問客からいただく香典もあります。これも考慮することができます。
  • 葬儀費用は、葬儀社への支払い、寺院へのお布施(宗教者へのお礼、宗教者を呼ばなければかかりません)、飲食接待費用、その他の費用と分けられます。直接の葬儀費用ではありませんが、香典返しの費用もあります。
  • 総費用は、葬儀の規模によって変わります。地味に行えば総額で100万円以内ということも可能です。平均的には250万円、比較的に大きくすれば300万円以上になります。しかし、香典収入を見込めば、ご遺族の負担の総額は、大規模に行わなければ30~150万円の幅に収まるでしょう。
  • また「葬儀が30万円で」という広告も見受けられますが、あくまで葬儀社に対する費用です。しかも基本料金だけということが多いのです。そこには何の費用が含まれ、何の費用が含まれていないのかを確認する必要があります。
  • 最近では事前に相談にのってくれる葬儀社が多いので、一度葬儀社に出向き、どういう葬儀をしたいのかを話し、見積もりをとっておくとよいでしょう。葬儀社以外の費用についても、あるいは地域の慣習についても、わからないところを率直に相談しておくのがよいと思います。